5/15の深夜から浜益へ釣行した。
21時出発、
早すぎた感があったため途中厚田でナイトロック。
朝市以外では初めて訪れ、全く勝手がわからない。
なんとなく漁港内に伸びる中堤防?を選び数投。
小さめのアタリとほぼ同時に飛び出したのは
ガヤちゃん。久しぶり〜
水面はパチャパチャと魚の跳ねる音がする。
何の魚でしょう?表層リトリーブするとアタリはあるがフッキングしない。
風はあるが山風で釣りに支障はない。
しかし…アタリも無い上釣れるのがガヤでは…。
飽きたため浜益へ向かう。
浜益に着いたのは24時。
夜明け前には良いポイントが埋まってしまうと聞いて早めに出たのだ。
ペグダウン無しでテントを設営し2時まで仮眠。
明るくなる前にポイントを探す。
今回入釣したのは毘砂別生活館裏の砂浜で、
実は初めてのポイント。
手当たり次第にジグを投げ、離岸流を探す。
初心者のためどこが良いのか、何が良いのか一切わからないが、奥で波が立っていない場所(底が深い?)かつジグに潮流がグングン当たる場所が良いのでは?と考えポイント決定。
結局生活館の真裏になった。
3.5時。開始。
まだ夜明け前だが、やはり人気ポイントらしく6台ほどの車が集結している。
4時には写真のように明るく周りが見えるようになった。
実は今回の釣行先の決め手となった某ブログで、
前日に同じ場所で早朝に数本あげたとの情報があり、
3.5時から6時まではその期待感から一切休憩無しで竿を振った。
釣れる気しかしなかった。
あるいは誰かが釣るのを目撃できる。
が、アタリなし。跳ねももじりも無く、ベイトさえ見えない。
海岸一帯には見えるだけでも12名が奮闘していたが、誰のロッドにも魚信はないようだ。
せめて姿を見せてくれ…
あまりに眠くなり、再度テントに戻り就寝。
起きたのは11時。
あれほどいた釣り人はもうほとんどおらず、
私が寝ている間に来たであろう釣り人が3組ほど。
誰の背後にもビニール袋などはない。
寝ている間に一本でも上がったのだろうか?
私も混ざり1時間ほど振るも、空振り。
どころかジグをまたもや岸際でロストした。
昨日股を破いてまで救ったコイツだ。
リーダーとジグの結合点が切れやすいようだ。
波打ち際には玉石が打ち寄せており、
擦れて切れてしまったのか、裸足になって探すも、今度は見つからない。
さよなら鮭稚魚…サクラマス釣らせてあげたかった…
某店で浜ラーメンでなく普通の味噌ラーメンを食べ、帰る。
今回も釣果無しどころかサクラマスの気配すら感じられなかった。
本当に釣れるのか?合わせて13回釣行し、跳ねを見たのは珊内川での1度のみ。釣れたのを見たのも同じ日の珊内川だ。
その珊内川も、先日釣行した際には一切上がらなかった。
本当に釣れるのか、サクラマス…。
私だけが釣れないならまだいい。
腕が悪いのだ、初心者だから。そう諦めもつく。
しかし、高い音で風を切ってロッドを振るう熟練者さえ、一度も魚をかけずに敗退していく…。
残りの12回はそんな光景ばかり見てきた。
モチベーションが保てなくなってきた。
サクラマスの事を何も知らないのだ。
彼らはどのように回遊しどのように捕食するのか?どのあたりにいるのか?居着きはいるのか?
全くわからない。
ァタシ、わかんなぃょ…
途中フィッシング新港に寄り、
副店長さんの話を伺う。
回遊周期、ポイント、飛距離、ミノー、ポイントを休ませること。
初心者には非常にためになる話だった。
帰宅するつもりだったが、その足で朝里川へ向かう。
着いたのは17時。
早朝には賑わうこの場所も、さすがにこの時間となると釣り人は少ない。
先ほどのお話を参考に、今度は闇雲に投げず海を観察する。回遊を待ち、跳ねが見られるまで決して投げない。そして時間帯にはこだわらない。
…投げない。
跳ねない……。
キャストの練習と割り切って釣りを開始。
キャストを変えてみただけで、飛ぶ、飛ぶ。
気持ちいいくらいにジグが飛んでいく。
河口の沖側に100メートルほど遠投し、
ゆっくりリトリーブすると、ブルブルとアタリが!
前回の教訓を元に鬼アワセする!乗った!
ゴリ巻きじゃ〜〜!!!逃がさんぞ貴様〜!
走る!走る!やっぱり魚だ!
なんとジグで魚を掛けたのは初めてなのだ。
脳が喜びですんごいことになっていた。
竿は限界までしなり、ドラグさえ鳴ってはいたが、
何事もなくゴリ巻きできている不自然さにこの時は気づかなかった。
ときおり底に向かって突っ込みがある。
丁寧にいなし、いよいよ岸寄り。
あれ、思ったより小さいな…でもその背中は!
その背中は…アメマスか!?
ホッケでした。美味しそう〜
今回もサクラは咲かなかった。
しかしホッケは魚に花と書く。
今回は流石に咲いたと言ってよいのではないか。
良くないです。
13連敗。