ついさっきまで朝里川河口へ釣行してきた。
朝里川河口は私が初めてサクラマス狙いに出た、
そして初めて敗北の味を知った思い出の地。
果たしてサクラマスは釣れたのか、
乞うご期待である(ブログタイトルに注目)。
釣行は5〜6.5時。
3時45分に起床し15分で出立。
5時前には現地に到着した。
平日の早朝にもかかわらずすでに18人が
竿を振るっている。
初めは河口付近に半ば無理やり
入れていただいたが、あまりに釣り人と近く
遠慮して遠投できないため早々に移動。
右岸の最奥の、磯場手前に陣取った。
波こそ無いものの潮の流れはよく、
いかにも釣れそうな雰囲気。
(釣ったことないけど)
お気に入りの岡ジグLT35鮭稚魚カラーを
結び、遠投する。
釣れるとしたらこのルアーしかないだろう。
(釣ったことないけど)
ファストリトリーブ、岸際。
海藻に根掛かりし、ハマる前に真上にシャクる。
ジグが飛ぶ。
目の前のゴロタ石にジグが乗る、一安心。
糸を巻き取る。空回り。
見るとジグはついていない。ロストだ!
先ほどまでジグが乗っていた石を見る、
ジグの姿はもう見えない。
ロストだ…………
ウェーディングして探したいが
ウェーダーは持ってきていない。
この石!この石の下に私の岡ジグが!!!(多分)
ひとしきり落ち込んだあと、
岡ジグLT30ピンク鮭稚魚カラーを結び再開する。
5:40。
まだ跳ねももじりも確認できていない。
日は高く昇りつつある。
6時。
20名ほどいた釣り人はもう半分になっていた。
もう完全に朝で、心なしか潮も引いている。
釣れる気配はない。
残っている釣り人も、半数ほどはスマホをいじったり、
他の釣り人と談笑したりしている。
この石。
覚悟を決めてウェーディングする。
濡れる靴。靴下。仕事に行けない。
もう何も構わずガニ股でしゃがみこみ、
石をひっくり返す。手を突っ込む。探る。
あった!!!
股間も破けた!!!(しゃがんだ時に)
これでプラマイゼロ。
気を取り直して遠投を続けるも、タイムアップ。
橋をくぐり、原付へ戻る。
雪代もだいぶマシになったのか?
濁りは以前ほどではなかった。
出勤するか…
朝里の海岸線の風景はエモかった。
原付は風をきって進む。
破けた股間から新鮮な潮風が通る。
今回も釣れなかったが、来てよかった。
そう思えた。
12連敗。