5/15、朝里川河口にサクラ咲かず
ついさっきまで朝里川河口へ釣行してきた。
朝里川河口は私が初めてサクラマス狙いに出た、
そして初めて敗北の味を知った思い出の地。
果たしてサクラマスは釣れたのか、
乞うご期待である(ブログタイトルに注目)。
釣行は5〜6.5時。
3時45分に起床し15分で出立。
5時前には現地に到着した。
平日の早朝にもかかわらずすでに18人が
竿を振るっている。
初めは河口付近に半ば無理やり
入れていただいたが、あまりに釣り人と近く
遠慮して遠投できないため早々に移動。
右岸の最奥の、磯場手前に陣取った。
波こそ無いものの潮の流れはよく、
いかにも釣れそうな雰囲気。
(釣ったことないけど)
お気に入りの岡ジグLT35鮭稚魚カラーを
結び、遠投する。
釣れるとしたらこのルアーしかないだろう。
(釣ったことないけど)
ファストリトリーブ、岸際。
海藻に根掛かりし、ハマる前に真上にシャクる。
ジグが飛ぶ。
目の前のゴロタ石にジグが乗る、一安心。
糸を巻き取る。空回り。
見るとジグはついていない。ロストだ!
先ほどまでジグが乗っていた石を見る、
ジグの姿はもう見えない。
ロストだ…………
ウェーディングして探したいが
ウェーダーは持ってきていない。
この石!この石の下に私の岡ジグが!!!(多分)
ひとしきり落ち込んだあと、
岡ジグLT30ピンク鮭稚魚カラーを結び再開する。
5:40。
まだ跳ねももじりも確認できていない。
日は高く昇りつつある。
6時。
20名ほどいた釣り人はもう半分になっていた。
もう完全に朝で、心なしか潮も引いている。
釣れる気配はない。
残っている釣り人も、半数ほどはスマホをいじったり、
他の釣り人と談笑したりしている。
この石。
覚悟を決めてウェーディングする。
濡れる靴。靴下。仕事に行けない。
もう何も構わずガニ股でしゃがみこみ、
石をひっくり返す。手を突っ込む。探る。
あった!!!
股間も破けた!!!(しゃがんだ時に)
これでプラマイゼロ。
気を取り直して遠投を続けるも、タイムアップ。
橋をくぐり、原付へ戻る。
雪代もだいぶマシになったのか?
濁りは以前ほどではなかった。
出勤するか…
朝里の海岸線の風景はエモかった。
原付は風をきって進む。
破けた股間から新鮮な潮風が通る。
今回も釣れなかったが、来てよかった。
そう思えた。
12連敗。