エイの裏側GoGoGo!

幻の魚サクラマスを追ってました。今はミニボートに乗って富山湾を漂ってます。助けてくれ

5/23、積丹方面遠征②

昨日に引き続き神恵内。

3時半起床。普段なら寝坊の時間ですが今回は現地で寝起きしているので問題無しです。

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4時開始。

すでに6名ほどいらっしゃいました。

左海岸が空いていたため入釣。

昨日おっちゃんが釣り上げた場所も左海岸でした。

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水温は9.5℃。

かなり冷たいですが活性はどうか…?

 

 

 

すっごい跳ねてました。

12℃が適正とかほんとかよってくらい。

昨日の夜もすごかったですが今朝の方がすごい。ぴょんぴょこぴょんぴょこ跳ねてる。しかもギリ届くし、左海岸寄り。

つまり…独壇場!!

これは連敗ストップか!?

 

なんと!!!

 

今回!!!

 

ついに!!!!

 

サクラが!!!!!

 

 

咲きませんでした!!!!!!

 

3時半ぶっ通しで投げたけどダメでした!!!

海岸誰も釣れてませんでした…

2時間くらいずっと跳ねてたのに…

 

跳ねと食い気は関係ないようです。

魚がいないところで今まで釣りしてましたが、

魚がいるのに釣れないのはこれはこれで心が折れますね。

勉強になりました。

 

 

食い気がないと早々に判断し隣の磯に移られた方は

一本上げられたご様子。

デカい…羨ましい……

これが経験値の差か…。

 

さて帰ろうかとバイクにまたがると、昨日のおっちゃんが登場。

車中泊で今起きられたようです。

かなりのベテランさんのようで、貴重なお話、情報を教えてくれました。

お世話になります…。

初心者頑張ります…。

波高いときはシンキングミノーが良いんですね…。シャアラインシャイナーZ…?はい…帰りに買います…。

 

おっちゃんさんの車がすごかった。

荷台の内装が改造してありまして、

カーテン、蚊帳、ロッドホルダー、ベッド(!!)、果ては温度調整式の冷凍庫とサブバッテリーまで…。

昨日のサクラマスはルイベにしているところだそうです。

2泊するとのことで、原付+テントと比べると大変羨ましい装備…

写真を撮らせていただきましたがめちゃくちゃ憧れる趣味の車でした。

 

おっちゃんも釣られるとのことなので、セコマへ買い出しをし自分も釣り続行を決定。

 

 

 

9時から再開。

相変わらず二時間おきくらいに跳ねフィーバーが起きますが釣れず。

おっちゃん曰く

「無心で投げてたら釣れる。時間とか見ない。投げるのが楽しい。」

その境地に至りたく投げ続けますが、

釣りたい…。だって釣りたい…。

煩悩に邪魔されます。

 

 

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振り返って見るとすごい景色…

最初に住もうと思った人天才かよ…

そうこうしているうちに14時。

波が高くなるのをお待ちでしたが、

一向に変わらないため

ついに車中泊のおっちゃんも参戦。

 

が、釣れず。

ついには雨が降り出す。

流石に帰るかぁと予報を見ると、

どうも雨降りは夜だけのようで。

雨の中原付峠越えは危険だよなあと急遽延泊。

再度温泉につかり、テントを設営し、さあ就寝…するとテントの外から声が。

 

「お兄さん?」

 

 

警察の方!?

ここで寝ちゃダメなの!?

しょっぴいちゃうの!?

 

 

 

車中泊のおっちゃんでした。

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ビールの差し入れ。

例の冷凍庫でキンッキンに冷えてる…最高…。

おっちゃん色々とお世話になります…。

 

何かお返ししたかったけど食糧は尽きていて……

今度から何か積載しようかな。米とか。

 

 

17連敗。明日は朝だけやって出勤します。おっちゃんは起きるのだろうか。

5/22、積丹方面遠征①

エラい回数釣りに行ってますが社会人です。

ただの閑散期なんです。

 

二連休を利用して今神恵内にテント泊をしております。本日の振り返り。ちなみにボウズです。

 

朝は寝坊して4時出発。

朝マヅメは浜益の予定だったんですが、

急遽変更し近場の朝里川方面へ。

 

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5〜6時。

釣り人もぼちぼちで、そこまでストレスにならない程度。

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5時段階の水温は9.5℃。

かなり低めですが、まあここは雪代が流れ込む河口なので…沖目はもう少し高いでしょう。

1時間ほどやりましたが反応無し。

朝マヅメが終わりあとは回遊待ち…といった雰囲気。せっかくの二連休なので、移動します。

 

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8時。

到着したのは岩内より少し奥、野束川河口のゴロタ場。

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のんびり朝ごはんを食べ、釣り開始。

ここも異常なしです。跳ねもない。

マルハン前は日曜に回遊が来てたそうですが、跳ねるばかりで一本も上がらなかったそうです。後述のGS店員さん談。

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水温は12.5℃。ちょうどいいですね。

 

移動。

神恵内に行く途中のガソリンスタンドで、どうやら店員さんも釣り人。ここ最近の情報を頂きました。

岩内はもうダメです。もうサクラでなくヒラメです。サクラは神恵内か古平あたりかな…とのこと。

沖にイルカが出ると岸へ逃げてくるのでその時がチャンス、とのこと。

 

ヒラメに反応したため少し引き返し岩内港へ。

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11時。港内の水温は12.7℃。

ワームで狙って見ましたがホッケのチェイスがあっただけでした。

風が強くなってきたため移動。

 

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珊内の温泉へ。

ポイントは波が高く釣り人ゼロ。

半ば諦めて温泉へ。

国道のすぐ近くにあるこちらの温泉は入湯料500円。

露天風呂はないですがオーシャンビューのかなり景色の良い浴室です。

待合室でついついうたた寝…3時間

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待合室もオーシャンビュー。横になれます。

 

 

前回は温泉から戻ったらおっちゃんがサクラ釣り上げてたんだよな…と思いつつポイントへ着いたのが17時。

 

おっちゃんがサクラ釣ってる!!!

またかよ!

55〜60cmのかなり良いサイズ。

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風こそないですが波が高い…。

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水温は良い感じ。

この波で釣れるのかよ…と思いましたが実際おっちゃん釣ってたので開始。

よーく目を凝らして沖の波間を見ると………

 

跳ねてる!!!!

およそ100m沖合。

わたしの遠投記録は100m…。

届け!!!とブン回すと115m飛びました…

やればできるじゃん…

しかし釣れず。

 

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波はドンドン高くなり…おっちゃん達は帰ってしまい…わたし一人に。

諦めず投げ続けます。

 

 

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日没とともに撤収。

 

適当にテント張ってごはんです。

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鯖缶の炊き込みご飯。

雑でいいんです。

 

明日も珊内川かな……

 

 

16連敗。

 

5/20、浜益にサクラ咲いてた

考えなしに釣行するから釣れないのじゃないか。

14回の敗北を経て私はそう考えた。

 

海水温。

釣果を左右するファクターの中で、比較的理解しやすいそれに飛びついた。

サクラマス含む変温動物は、低い温度で代謝が低くなり動かなくなる。代謝が低いから、食べなくてもよいのだ。

逆に温度が高ければ活性が上がる。食べなくては腹がすくからだ。

ある筋によれば、サクラマスが活性となるのは海水温11〜15度、もっとも望ましいのは12度とのことだ。

では、今回の釣行先としてベストなのは?

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気象庁のデータと、あるアプリの情報から、

20日の午前は浜益方面よりも積丹、それも西積丹が海水温が高い。岩内は低いようだ。

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また積丹の先端、神威岬や幌武威のあたりはどうも風が強い。よって除外。

 

 

つまり、神恵内から泊にかけて。

こうして今回の釣行先が決定した。

 

 

 

23時、札幌を出発。

そして3時過ぎには浜益に降り立った。

 

 

 

あれだけ考え抜いて神恵内と決めたのになぜ浜益にいるのか?

なんとなくであった。

なんとなく、左に曲がるべきところをくいっと右折してしまった。しかも二段階右折で。

 

石狩新港もなんかマメイカ釣れてるらしいし…ほら….もしサクラマス釣れなくてもさ…イカがさ…美味しいしさ…

情けない理由で樽川埠頭に着いたのは23:45。

しかし人が…人が多い…。

子供づれまでいる…。

今日が土日であることをすっかり忘れていたのだ。

樽川埠頭を諦め花畔、小さい港、東埠頭とぐるぐる回るも、どこも満員。その上強風である。

 

 

新港を諦め北上する。

石狩河口大橋を渡り、しばらく道なり。

このあたりまでくると電灯がまばらになり、暗い道を進んで行く。

 

心なしかほんの少し露出する顎のあたりがひりひり痛む。まるで冬だ。

望来のあたりで霧が深くなり始めた。

ヘルメットのシールドはすぐに水滴で見えなくなる。

何度か拭ってみたがいまいち変わらない。霧が立ち込めている。

帰ろうか…。サクラマス釣れへんやろ…。

 

深夜1時。

道の駅あいろーど厚田に吸い寄せられる。

あまりに寒い。

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20台ほどの車が車中泊していた。

あいろーど厚田の夜間解放スペースは若干空調が効いており、外よりは暖かかった。2台ある自販機で「あたたか〜い」を探すも、「つめた〜い」しかない。

さむ〜い。

しょうがなくトイレに入り用を足した。

手を洗うと、気のせいか水があたたかい。

気のせいでも良いかと考えつつ手を洗っていると、やはりあたたかい。

ありがとうあいろーど厚田。

夜中にあたたかい水で手を洗わせてくれてありがとう…。

 

そうして浜益に着いたのが3時過ぎ。

この季節、日の出こそ4時過ぎだが、実は3時にはもうかなり明るい。

東に山の稜線がくっきり見える。

空は星がよく見え、同時に日の出を迎える。

かなり、かなり美しい景色だ。

さて良い景色も見れたし帰ろうか…

帰りたい…。

 

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釣り場に着き、のそのそと準備をする。

今回も毘砂別生活館裏に決めた。

風はない。波もない…凪に近い。

3時半には開始したが、すでに周りに20人ほど。

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日曜日の浜益、すごい。

つくづく不定休で良かったと考える。

せっかくの休みにこんな混雑なんて…

 

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実は先日購入したラテオ106M・Qのデビュー戦。

結局ソルパラ君9.6フィートはホッケのみで終わってしまった。ラテオではサクラマスを釣ってあげたい。

 

そうこうしているうちに左側二つ隣の釣り人にヒット。

40cm強のサイズ。

使用ルアーはシルバーのミノーで、遠投ののち中ほどで食ってきたとのこと。

 

周りのアングラーも気合が入るがその後しばらくヒットなし。

次のヒットは6時、右隣の釣り人さん。

50cm強だろうか?やはり熟練の方のようで、波打ち際で走るサクラマスを丁寧にランディング。

ミノーでは食いがなかったためジグを遠投したら沖目で食ってきたとのこと。

 

私も同じカラーのジグにつけかえ精一杯遠投するが、アタリすらない。

 

6:30、胃腸が限界を迎えたため一旦戦線離脱。セイコーマートへ。

7時には復帰したが、あれだけ居た釣り人は半分ほどになっている。

あれから釣れてもなさそうだ。

そのまま砂浜で横になり、10時まで熟睡した。

 

今回、なんとなくで浜益へ釣行したものの、運良くサクラマスを観測することができた。

ただ、跳ねが全く見られなかったのが気になる。

回遊してくれば跳ねが見られ、その瞬間に戦闘開始する、という前回学んだ教訓は有効なのか?

跳ねが無くとも釣れてしまった。

活性は必ずしも高くなく、偶然釣られてしまったのだろうか。

群れという言い方をよく聞くが、今回はあれだけ釣り人がいたのにどちらも単発で、続かなかった。

ハイプレッシャーの状況下では変わるのか?

あれだけの数の釣り人が重りを海面にドッボンドッボン投入していれば、音に敏感な彼らは警戒するだろう。

その中でドジった中小型が釣られてしまったのだろうか。

 

 

10時に起き、30分ほどうだうだした。

この時点で見える範囲に釣り人は7名ほど。

沖を指差しなんだかざわざわしている。

跳ねか?回遊が来たのか?

 

目をやると、水面から黒い三角形のヒレがゆらゆら動いている。サメか!?

イルカらしかった。

イルカだのトドだのアザラシだのが釣り場に来ると、サクラマスは逃げていってしまうらしい。

ものの30分で本当に私ひとりになってしまった。

 

導流堤から引き上げて来た人に様子を聞いた。

導流堤も朝一に5本、またヒラメが1本上がったとのことで、先端側が調子が良かったとのこと。

しかし混雑がとてつもなく、まるでサケ釣りのようだったと。

私もセコマへ向かう途中に覗いたが、あれは……

正直釣りではない。

 

 

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昼にかけ潮が満ち、波が立ちはじめた。

1メートル程度だろうか?

さきほどまでゴロゴロしていた砂浜はもうすでに海中である。

 

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通りがかった地元の元漁師さんにお話を伺う。

浜の地形に変化があり、波の立たないところが深く、離岸流が出ており、好ポイントとのこと。

今回は時化始めたおかげで、私も海底の地形を把握することができた。

やはりポイントは案外少ないようで、実際に今朝釣れたポイントもその中の一つである。

 

12時。

釣り人がいないため選び放題、

かつ釣り人によるプレッシャーもだいぶ緩和されている。

一級ポイントの一つに入釣し、第2部を開始。

 

1時間振って、休憩。を繰り返す。

そのうちについさっき入ってきたばかりの方が、ポイントの一つ、先ほどまで私がいた場所でサクラマスを釣り上げた。

なんでだよ……そこ釣れなかったよ…。

 

やはり腕の差かと悲嘆しながらも続けるも、タイムリミット。

渋々16時に納竿した。

 

 

 

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今回もサクラは釣れなかったが、だいぶ肉薄した感がある。

まずポイントを把握できたし、跳ねが無くとも魚がいることがわかった。

今回は波打ち際にベイトも見られず、もちろんボイルも無し、波も微妙で、あまり良いコンディションとは言えなかったが、それでもサクラマスは釣れた。

次回釣行時にそのイメージを持ちながら竿を振ることができる。

15連敗。

アニサキスの怪

アニサキスを食った気がする。

 

以前釣ったホッケちゃんを干物にし、

ついさっき七輪で炙って食べた。

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脂がサンマばりに滴り非常に美味。

ただ塩水に漬けるのを忘れ素材の味しかしなかった。

 

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すごい脂。

 

それはそれとしてこのホッケちゃん、

3日前に釣り上げ直後に捌いて干したものなのだが、

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元気だった頃のホッケちゃん

 

ワタにびっしりアニサキスがついていた。

肝をメインに7〜10程度は目視できたため、

ワタを除いた後も二枚おろしにし、

表面にヤツがいないか入念にチェックした。

 

はずだった。

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焼きあがったホッケちゃんをパク付いていると、皿の端になにやら動く奴がいる。

ヤツだ。

 

ヤツは普段魚の内臓に寄生しているらしい。

魚が死ぬと、内臓から筋肉へうにょりと移動し、次の宿主に食われるのを待つらしい。

だから、通説では、釣ってすぐに捌けばヤツが食卓に並ぶのを防ぐことができる。

 

今回は釣り上げて20分もせずに捌いたので、

ワタにびっしり居たとはいえ油断していた。

まさか身にはいないだろうと。

干物にしたこともそう。

ガッツリ干した干物の中で、まさか生きているとは。

 

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このへんにいた。

ホッケちゃんがでかすぎて七輪からはみ出したまさにそのあたりにヤツがいた。

生焼けになっていたんだろう、

箸でヤツをつまんで炭火にかざすと、

10秒ほどで絶命した。

火を通せば大丈夫なのだ。

 

大丈夫だったのだ。

 

私がヤツを見つけたのはほぼ食べ終えた後だった。

だって美味しかったのだ。

ホッケちゃん美味しいのだ。

アニサキスは8〜10時間で発症すると言われているのだ。

部屋の隅でガタガタ震えて過ごすのだ。

へけっ!

5/18、朝里川河口にカモメ沸く

昼頃から雨模様らしい。

じゃあ昼までならいいじゃん、ということで

のんびり9時から朝里川河口へ入釣した。

 

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誰もいない。

そんなことある?

 

風は横風で風速2〜3mほど。

ただし波が高く、1〜1.5mはあるだろうか。

ふだん立っている岩はサラシに洗われており、

もちろん立ち入ることはできない。

 

濁りが強い。

河口付近は比較的澄んでいるが、ワンドのあたりは波打ち際に赤黒い海藻が打ち寄せており、釣りにはならないんじゃないか。

 

とりあえず、とライムグリーンのミノーを結んだものの、釣れる気がしない。

石段に腰掛け本を読み始めた。

 

海は荒れているが今日は海鳥が多い。

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カモメと、

 

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カラスと、

 

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あとなんかネッシーみたいなやつ。

 

ネッシーみたいなやつは波間にプカプカ浮かんでいるが、今日は頻繁に海に潜り魚をとっている。

チカだろうか?くわえて再び顔を出す。

10cmほどの細身のシルエットの魚。

ベイトはいるようだ。

 

サクラマスが回ってきたら跳ねるらしい。

今日はのんびり本でも読みながらそれを待つつもりだ。

 

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脚が黄色い鳥を脚がピンクの鳥が威嚇していた。

カモメ?ウミネコ?まあいいや。

 

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海は紫蘇のような色をしている。

そのうちに雨が降り出し、竿を納めた。

14連敗?何のブログだろう、これは。

 

5/16、浜益と朝里川で何が咲いたのか

5/15の深夜から浜益へ釣行した。

 

21時出発、

早すぎた感があったため途中厚田でナイトロック。

朝市以外では初めて訪れ、全く勝手がわからない。

なんとなく漁港内に伸びる中堤防?を選び数投。

小さめのアタリとほぼ同時に飛び出したのは

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ガヤちゃん。久しぶり〜

 

水面はパチャパチャと魚の跳ねる音がする。

何の魚でしょう?表層リトリーブするとアタリはあるがフッキングしない。

風はあるが山風で釣りに支障はない。

しかし…アタリも無い上釣れるのがガヤでは…。

飽きたため浜益へ向かう。

 

 

浜益に着いたのは24時。

夜明け前には良いポイントが埋まってしまうと聞いて早めに出たのだ。

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ペグダウン無しでテントを設営し2時まで仮眠。

 

明るくなる前にポイントを探す。

今回入釣したのは毘砂別生活館裏の砂浜で、

実は初めてのポイント。

手当たり次第にジグを投げ、離岸流を探す。

 

初心者のためどこが良いのか、何が良いのか一切わからないが、奥で波が立っていない場所(底が深い?)かつジグに潮流がグングン当たる場所が良いのでは?と考えポイント決定。

結局生活館の真裏になった。

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3.5時。開始。

まだ夜明け前だが、やはり人気ポイントらしく6台ほどの車が集結している。

4時には写真のように明るく周りが見えるようになった。

実は今回の釣行先の決め手となった某ブログで、

前日に同じ場所で早朝に数本あげたとの情報があり、

3.5時から6時まではその期待感から一切休憩無しで竿を振った。

釣れる気しかしなかった。

あるいは誰かが釣るのを目撃できる。

が、アタリなし。跳ねももじりも無く、ベイトさえ見えない。

海岸一帯には見えるだけでも12名が奮闘していたが、誰のロッドにも魚信はないようだ。

せめて姿を見せてくれ…

 

 

あまりに眠くなり、再度テントに戻り就寝。

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起きたのは11時。

あれほどいた釣り人はもうほとんどおらず、

私が寝ている間に来たであろう釣り人が3組ほど。

誰の背後にもビニール袋などはない。

寝ている間に一本でも上がったのだろうか?

私も混ざり1時間ほど振るも、空振り。

 

どころかジグをまたもや岸際でロストした。

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昨日股を破いてまで救ったコイツだ。

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リーダーとジグの結合点が切れやすいようだ。

波打ち際には玉石が打ち寄せており、

擦れて切れてしまったのか、裸足になって探すも、今度は見つからない。

さよなら鮭稚魚…サクラマス釣らせてあげたかった…

 

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某店で浜ラーメンでなく普通の味噌ラーメンを食べ、帰る。

 

今回も釣果無しどころかサクラマスの気配すら感じられなかった。

本当に釣れるのか?合わせて13回釣行し、跳ねを見たのは珊内川での1度のみ。釣れたのを見たのも同じ日の珊内川だ。

その珊内川も、先日釣行した際には一切上がらなかった。

本当に釣れるのか、サクラマス…。

私だけが釣れないならまだいい。

腕が悪いのだ、初心者だから。そう諦めもつく。

しかし、高い音で風を切ってロッドを振るう熟練者さえ、一度も魚をかけずに敗退していく…。

残りの12回はそんな光景ばかり見てきた。

モチベーションが保てなくなってきた。

サクラマスの事を何も知らないのだ。

彼らはどのように回遊しどのように捕食するのか?どのあたりにいるのか?居着きはいるのか?

全くわからない。

ァタシ、わかんなぃょ…

 

 

 

途中フィッシング新港に寄り、

副店長さんの話を伺う。

回遊周期、ポイント、飛距離、ミノー、ポイントを休ませること。

初心者には非常にためになる話だった。

帰宅するつもりだったが、その足で朝里川へ向かう。

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着いたのは17時。

早朝には賑わうこの場所も、さすがにこの時間となると釣り人は少ない。

先ほどのお話を参考に、今度は闇雲に投げず海を観察する。回遊を待ち、跳ねが見られるまで決して投げない。そして時間帯にはこだわらない。

 

 

…投げない。

 

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跳ねない……。

 

キャストの練習と割り切って釣りを開始。

キャストを変えてみただけで、飛ぶ、飛ぶ。

気持ちいいくらいにジグが飛んでいく。

河口の沖側に100メートルほど遠投し、

ゆっくりリトリーブすると、ブルブルとアタリが!

前回の教訓を元に鬼アワセする!乗った!

ゴリ巻きじゃ〜〜!!!逃がさんぞ貴様〜!

 

走る!走る!やっぱり魚だ!

なんとジグで魚を掛けたのは初めてなのだ。

脳が喜びですんごいことになっていた。

竿は限界までしなり、ドラグさえ鳴ってはいたが、

何事もなくゴリ巻きできている不自然さにこの時は気づかなかった。

ときおり底に向かって突っ込みがある。

丁寧にいなし、いよいよ岸寄り。

あれ、思ったより小さいな…でもその背中は!

 

その背中は…アメマスか!?

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ホッケでした。美味しそう〜

 

今回もサクラは咲かなかった。

しかしホッケは魚に花と書く。

今回は流石に咲いたと言ってよいのではないか。

 

 

良くないです。

13連敗。

 

5/15、朝里川河口にサクラ咲かず

ついさっきまで朝里川河口へ釣行してきた。

朝里川河口は私が初めてサクラマス狙いに出た、

そして初めて敗北の味を知った思い出の地。

 

積丹寿都浜益遠征を経てのリベンジだ。

果たしてサクラマスは釣れたのか、

乞うご期待である(ブログタイトルに注目)。

 

 

釣行は5〜6.5時。

3時45分に起床し15分で出立。

5時前には現地に到着した。

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平日の早朝にもかかわらずすでに18人が

竿を振るっている。

初めは河口付近に半ば無理やり

入れていただいたが、あまりに釣り人と近く

遠慮して遠投できないため早々に移動。

右岸の最奥の、磯場手前に陣取った。

 

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波こそ無いものの潮の流れはよく、

いかにも釣れそうな雰囲気。

(釣ったことないけど)

 

お気に入りの岡ジグLT35鮭稚魚カラーを

結び、遠投する。

釣れるとしたらこのルアーしかないだろう。

(釣ったことないけど)

 

ファストリトリーブ、岸際。

海藻に根掛かりし、ハマる前に真上にシャクる。

ジグが飛ぶ。

目の前のゴロタ石にジグが乗る、一安心。

糸を巻き取る。空回り。

見るとジグはついていない。ロストだ!

先ほどまでジグが乗っていた石を見る、

ジグの姿はもう見えない。

 

ロストだ…………

ウェーディングして探したいが

ウェーダーは持ってきていない。

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この石!この石の下に私の岡ジグが!!!(多分)

 

 

ひとしきり落ち込んだあと、

岡ジグLT30ピンク鮭稚魚カラーを結び再開する。

5:40。

まだ跳ねももじりも確認できていない。

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日は高く昇りつつある。

 

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6時。

20名ほどいた釣り人はもう半分になっていた。

 

もう完全に朝で、心なしか潮も引いている。

釣れる気配はない。

残っている釣り人も、半数ほどはスマホをいじったり、

他の釣り人と談笑したりしている。

 

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この石。

覚悟を決めてウェーディングする。

濡れる靴。靴下。仕事に行けない。

もう何も構わずガニ股でしゃがみこみ、

石をひっくり返す。手を突っ込む。探る。

 

 

 

 

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あった!!!

 

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股間も破けた!!!(しゃがんだ時に)

 

 

これでプラマイゼロ。

気を取り直して遠投を続けるも、タイムアップ。

 

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橋をくぐり、原付へ戻る。

雪代もだいぶマシになったのか?

濁りは以前ほどではなかった。

 

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出勤するか…

朝里の海岸線の風景はエモかった。

 

原付は風をきって進む。

破けた股間から新鮮な潮風が通る。

今回も釣れなかったが、来てよかった。

そう思えた。

 

12連敗。