原付カスタムの日記

幻の魚サクラマスを追う

10/1,5,10 雄冬で鮭釣りのコスプレしてきた

鮭釣れなかったんでブログ更新しないつもりだったんですがちょっぴり所感があったので書きます。鮭は釣れてません。

 

 

10月1日。

台風2X号が北上してましたが「もしダメだったら帰ろう!海の様子見るだけ!無理はさせないから!!」とN君を騙して彼の車で雄冬へ。

実は利尻編で通ったものの、雄冬まで日帰りで北上したのは初めて。

最初は厚田で限界、厚田の次は浜益、そして今回雄冬と、ぐんぐん限界到達点が延びていきます。怖い。そのうちハイエースでオホーツク日帰りおじさんになっちゃいそう。

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道中の望来〜浜益あたりまではカンカンに照って良い天気でしたがちょうど雄冬で捕まえました、台風。

13時過ぎに入釣。
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はるか彼方に虹が見えます。
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北側からとんでもない台風が吹いてきているので、港内にぐるんっと突き出た堤防に寝そべり風を凌ぎます。80cmくらいの壁があり寝そべればギリギリ北風を防げます。波はかぶる。

 

普段なら超人気スポットで立ち入るスペースなど無いとのことでしたが、台風の影響でしょうか、ガラガラでした(そりゃそうだ)

 

 

N君は立って浮きルアー、僕は寝ながら浮きフカセです。すごい寒そう。騙される方が悪いんだぜへへへ。


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しかし釣れず。寝釣りがマジ寝に切り替わります。

風雨を凌いでいるうちに嘘のように晴れ、風も止みました。

 

足元をよく見るとブナった群れがぐーるぐる泳いでいますが、全く食いません。

17時に撤収。全体で0本でした。

浮きルアーのN君は飽きもめげもせずに投げ続けてました。同行者が釣りキチガイだと機嫌伺う必要なくて最高です。

 

 

 

10月5日。

またもやN君と休みが被ったため、雄冬リベンジ。
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今回は最初から最後まで晴天です。

前回は台風の様子見もあって遅い時間に到着でしたが、今回は5時起き8時着。2人とも絶対に釣ってやるという気概にあふれています。釣れなかったんですけどね。

 

前回と違い港内にはたくさんのおじいさん、おじいさん、おじいさん、

 

 

おばあさん…。

 

比較的空いていた船着場に入釣。N君は北側の漁協?前でリモートプレイです。
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がっつりアワセたらイシガレイ。リリース。

 

「今日は釣れねえなー!!!1本も上がってないっしょ!!!昨日は8本だったのになー!!」という地元のおじさんの声。

確かに前回見たようなブナった群れすら港内に見当たらない。そもそも凪過ぎて生命感ありません。

 

心が折れて外海側に伸びる北堤防へ。

北堤防はかなり高い場所なんですが、上から見下ろすと群れの位置がはっきりわかりました。

北堤防と漁協前に挟まれたちょうど真ん中、浮きルアーでも届くか届かないかのところに、大量に群れが回遊しています。

そのうち北堤防で2本上がり、にわかに混み始めます。
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しかし釣れず寝釣りモード。

あんなにいるのになー。1匹くらい食ってもいいじゃんなー。繰り返しますが群れはとんでもない数います。食わないだけです。

 

日が昇り、13時過ぎに一旦納竿。

昼食ついでに幌川河口、浜益、毘砂別河口を巡回しますが、どこも異常なし。幌川で袋に入った1尾を見ただけです。釣れてない。

 

厚田か、雄冬に引き返すかで迷いましたが、雄冬へ。だってサケ見えるもん。厚田心折れるもん。

雄冬へ到着しますがあいにく風が出てきており、たくさんいた群れは港外へ出てしまったようです。

朝に入釣した奥の港内に若干溜まっていたため、前回と同じ場所で開始。

 

となりのおじさんがブナったオスを1本あげましたが、やはり基本的には食わないです。

ずーーっと居着きのブナ毛が回遊して居るだけ。もしかしてもう新しい群れは入って来ないんでしょうか?天気が良すぎるのか?惨敗。

車の中で反省会をしながら帰りました。

 

 

そして10月10日。

今回はなんとN君は仕事です。つまり車が無い。車が無いなら…?

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原付で行けばええねん。徹夜で100キロ爆走です。(速度厳守)

夜明けと共に入釣しましたが、おじさんはたくさんいましたが、全体でたった1本。
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早々に切り上げ、人が少ない北堤防へ移動し、銀マットを敷いて仮眠。こないだ見たような群れもいないです。しかし寒かった…。

 

8時に起き若干粘りましたが釣れる気配なし。せっかくなので…と増毛方面へ北上。
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別刈漁港脇の大別刈川。
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よく見なくてもサケがウヨウヨいます。みんな弱り切って大変そう。
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別刈漁港、初めて来ましたが、風除けもありかなり釣りやすいですね。港内にはサケの群れもいます。食わないけど。
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原付横付けで、やはり銀マットを敷いて浮きフカセ。アタリはありますがたぶんガヤでしょう。でもウキ沈むのはやっぱり嬉しい。ガヤだけど。

 

 

フグか?
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寝っ転がって粘っていると、となりの船着場で浮きルアーの方が1本かけましたが、バラし。その後一切続かず。

 

3時過ぎ、夕方から天気が悪くなるということだったので退散しました。帰りに雄冬→幌川河口→浜益川→厚田と見て回りましたが、どこも雰囲気ゼロです。

浜益ですら釣れてなかった模様。一人で5本上げたおじさんはいましたが、ハイエース乗ってたのでプロの方だと思います。

 

 

 

10月上旬、遠く行きゃ釣れるっしょの精神で雄冬へ3回チャレンジしましたがボウズに終わりました。

日本海側はもうダメなんでしょうか?居着きの、ブナった群れが回遊するばかりです。

シーズンは10月中旬までとのことで、そういうことなのかなあ…。それとも僕らが運悪いだけなのかなあ……釣れるところもほとんど見てません。誰も釣れてない。

川の様子も見てまわりましたが、どこも大量に遡上してました。ボロボロになったサケたちが。もう終盤なのかなあ…。

 

 

帰宅して調べてみると南下して室蘭とか伊達あたりの噴火湾、太平洋側はシーズンが若干長い?

5日後の休みはN君道連れにダンガンフンカワンチャレンジだ!!

 

次回、サケ、釣れました。

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乞うご期待!

9/14、厚田川河口にめっちゃウグイいた

鮭は釣れませんでした🙅‍♀️

 

今日は12連休最終日でオヨヨイオヨヨイ泣きながら原付を海へ向けて走らせましたがなんにも釣れませんでした!

 

前の日はとてもウキウキして19時には就寝、なんと5時に起床しいざ参らん!鮭釣りに!とベッドの中で心を決めよっかなー決めちゃおっかなーでも腰痛い(ヘルニア)しなーと、うにょうにょ迷いつつ、もそもそ起きて洗濯回して家の中片付けて釣り場についたのがなんと15時!

 

10時間ベッドの上でうにょうにょしてました、だってどうせ釣れないと思ってましたし…。

 

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今回は厚田川河口です。札幌近郊のサケ釣り場では一番近いはず、それでも自宅から40キロ強あるのですが…。
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今日は平日、しかもあまり人がいないはずの15時という時間帯に関わらずみなさんブンブン竿振っていらっしゃる。

 

利尻・礼文と違いウキフカセでなくウキルアーばっかりでしたが、ウキフカセしか持ってないので仕掛け結んで遠投!が飛ばない!!!!
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めちゃ風強いです。鳥が必死に渡って行く。

 

河口ということでサーフからの釣りなわけで、そこそこ遠投する必要があるのですが、今回サケ用に巻き直したリールはなんとナイロン8号。全然飛ばない。

 

他の方々はウェーディングしてクソ寒い中釣りしてますが、そんな辛い釣りしたくない…サクラマスのシーズンは私も頭がおかしかったのさ…。

 

 

1時間ほど釣る気なく粘りましたが、遠くに跳ねが見えるくらいで全体でも0本。かなりのハイプレッシャーで釣れるもんも釣れないのでは?みんな帰ろう?

 

私は帰りました。
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川にかかる橋から覗き見。ウグイがうじゃうじゃと、サケがチラホラと。とんでもない数溜まってました。

サケはいる。確実に…。

 

そのまますぐ隣の厚田漁港へ。
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利尻・礼文だと川の隣の漁港にサケが溜まっていましたが、こちらは釣り人ゼロ。厚田だと入って来ないんでしょうか?

いかにも利尻だったらサケが溜まっていそうな奥の船着場にウキを浮かべてみますが、30分待ってアタリゼロ。ちなみに跳ねすらゼロ。やっぱりサケはいないのか?

 

そんなこんなで夏の休暇が終わります。オヨヨ…。

9/9 長編 礼文島⑦ 礼文〜利尻〜稚内〜札幌

最終回。この日も礼文島は快晴に恵まれました。

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起床して港に向かいますが1人1〜2本程度。やはり日曜だからなのか、おっちゃん達であふれています。釣りは一旦保留にして北へ。
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初めて雲のかかっていない利尻山を見ることができました。
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今回は利尻岳登山→鮭釣り→弾丸帰宅の3本立てです。6時30分登頂開始。
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登山口付近。かなりの急勾配で、手すりや階段などはありません。藪漕ぎをして進んでいきます。
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足に刺さる。半ズボンはやめたほうが良いでしょう。
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5合目付近。登山口付近の鬱蒼とした茂みを抜けると、なだらかな林ゾーンが始まります。
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6合目あたりの見晴台から頂上を望みます。こうして見ると近くて楽そうですが、ここからめちゃくちゃ長かった。
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見晴台からは見えなかった丘を一つ、二つ乗りこえ、ついに頂上手前に。写真の手前に見える丘のむこうが急勾配&ガレ場というんでしょうか、細かく砕かれた岩場でかなり難所でした。
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そして8時00分登頂。
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利尻山が美しい。
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北に目をやると

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船泊地区が見えますが、
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さらにその先に陸地。シベリアです。嘘です。

標高は490メートルでしたがかなりキツかった。ペースを考えずぐんぐん進んでしまいました。高山だったら死んでましたね。

標高490といえど登山口がほぼ海抜ゼロメートルなので、高低差はかなりのものでした。替えの下着をもってきておらず、風が寒い寒い…。

 


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礼文島といえば高山植物で有名ですが、あまり咲き誇っているような印象は得られませんでした。
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あとキノコがたくさん。

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毒々しい。
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9時10分下山。
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登山口の案内板をよく見ると…
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トラップじゃん。

 

 


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礼文岳を登ったので、その足で最後の鮭釣りに繰り出します。
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アタリは少なかったですが、なんとか拾って1時間で2尾確保。

ですがここから11時過ぎまで一切釣れない時間が続きます。

13:25のフェリーで発つため、12:25にアラームを設定してガチモード。

 

 

すると昨日の鮭神様が現れ、隣で釣り開始。

私には何のアタリもないのに、やはりひょいひょいと釣り始めます。仕掛けも、ウキ下も、エサも同じなのに何が違うんだ?

そうこうしていると初日の鮭サンタクロースおじさんも反対側に登場。

「いやそっちは釣れませんよ…」と見ていると、これまたヒット&ヒット&ヒット。

両隣が竿を曲げる中、わたしだけポツンと取り残されます。わたしだけというか、その2人以外のおじさんも呆気に取られて見ています。

 

12時。フェリーの時間が近づきますがアタリなし。どうしてもあと1匹釣りたい。最後に釣って華々しく終わりたい。エサを新鮮なものに変え再投入。しかしアタリません。

 

そして12:24。アラームの直前、諦め掛けていたその時、ウキに前アタリが!!!!

アワセる!ノッた!!!!!

かなり走る、どうやらメスです。かなり大きい。ついにアラームが鳴ります。

試合終了間際にこんなドラマがあるんだなー!!!と感激していると

 

プツッ………

 

またもやウキが沖の方へ悠々と泳いでいきます。鳴り続けていたアラームを止め、死んだ目でそれをしばらく眺めていました……

 

 

今回の敗因は明らかに準備不足。サケ釣り用の道具が無かった。仕掛けはもちろん、ラインもPE1号と、サケを釣るには心もとなかった。ドラグ調整も甘く、走った途端に切られてしまった……。

 

かなり悔いの残る最後でした。鮭釣りにどハマりしてしまった。名人と私とは何が違うんだろう?次はこうすれば釣れるかな、ラインはこれ、ロッドはアワセるために長ければ長いほどいいな……ウキはこれで、エサのつけ方は……。

考えだすとキリがありません。次は激戦区の札幌近辺でサケを釣るかもしれません。

 

今回の旅で上げたサケは12本。

二日目の利尻島、台風前にメス1本とオス2本。台風一過の三日目はボウズで、四日目の早朝に銀毛のキレイなメスを4本。礼文に渡った五日目はボウズで、六日目に北の港でメス1本と、香深井でオス1本メス1本。最終日に香深井でメス1本オス1本。

はじめての釣りとしては健闘した方と思いますが、準備不足によるバラシは10を超え、島の名人は私の4倍の打率でウキを沈めます。改善の余地が大きく、試したいこともたくさん。

 

後ろ髪を引かれる思いで港を後にします。


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キャンプ場の管理人さんに別れを告げ、フェリーターミナルへ。鮭2本とガソリンタンクを積み、とんでもない積載量に。
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そして出航。
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利尻着。サケ釣りの無念を晴らしてやろうかと思いますがフェリーの経由地です。


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そして稚内へ。巨大ハンバーガーのデノーズへ寄りますが、地震の影響か営業していません。飲食店はほぼ開店しておらず、コンビニもほとんど物資がありません。

 

 

そして16:30。気合いを入れて札幌へ向け出発。
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途中にガソリンスタンドがないため、道端でガス欠。ガソリンタンク、しかも10L買っておいて本当に良かった…。

日が暮れるともともとガソリンスタンドは閉まるため、雄冬でもガス欠で給油します。本当に危ないところだった。

道中、あまりの寒さにホッカイロを買い求めますが、オロロンラインにほとんどお店はありません。数少ないセイコーマートもホッカイロは置いていないし…。

ガチガチ歯の根を震わせながら帰ります。

 

そして午後11時過ぎ、自宅着。出発からほぼ12時間経過していましたが、サケはまだカチカチです。業務用冷凍庫すごい!!!アニサキスも殺せますし。

 

なんならブログを書いている次の日の朝もまだ凍ってます。

 

 

今回の旅の走行距離は1038キロ。
稚内-札幌間は311キロなので、うち島の中での移動だけで415キロ走ったようです。特に利尻は一周50キロのところを毎日何周もしましたからね……。原付もチェーンが伸びてしまったりブレーキランプの転倒不良があったり。オイルも変えてやらねばなりません。しかしすごいぞ原付。荷物含めて120キロ超を1038キロも走るとは!!

 

ではこれで。次の遠征はいつになるでしょうか。札幌-稚内をノンストップで走り抜けられたので、もう遠いところなんてありません。どこへでも行ける気がします。

9/8 長編 礼文島⑥ 神を見た

難民生活6日目です。

5時起床。ササッと釣って8時のフェリーで帰りましょう。エサ買ったし仕掛け直したしサケさえ居れば勝てる。

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5時半。利尻のときは島民は誰もいない時間ですが……
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めっちゃいらっしゃるー!!!!!ここでやる気ただ下がり。良いポイントはもう埋まってしまってます。しかも…あれ?誰の足元にもサケがいない。昨日の昼ゴミみたいに釣れてたのに…?

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日本海なのに日の出が見れた。ずっと日本海側育ちなので、海の朝焼けを見たのは生まれて初めてです。

それにしても釣れない。6時半になっても誰も釣れていないため、諦めて島の北端にある港へ。

ここで8時台のフェリーを諦めます。サケを釣るまで帰れねぇ!!!

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ちなみに稚内行きのフェリーは1日4本。なんとかして昼には帰りたいが…?

 


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北へ向かう途中。キャンプ場管理人さんいわく、この時期の礼文でこんなに晴れるのは週に一度あるかないかとのこと。今日帰っちゃうのはもったいないよー!とのこと。揺れる…。


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はい綺麗ーー!!!
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久種湖を通り過ぎて
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例の港へ。こちらもどうやら釣れていない様子。ですが足元を覗くと……

 

 

いる!!!ウヨウヨいる!!!!(動画は撮りましたがわかりにくい)しかしウヨウヨいてもエサは一切食べないのだそう。地元の方々は目もくれず沖合へ仕掛けを投入しておられます。

 

試しに足元にエサを垂らしてみますが、確かに食わない。居つきのサケはあまり食わず、新しい群れが食ってくるそうです。それでみなさん沖合へ遠投。

 

 

自分もそこそこの沖へ投入して、水面をボーッと眺めます。すると左から黒い影が1,2,3,4,…………パチンコ海物語って感じの流れ方で左から群れが押し寄せてきます。が、おじさん1人が釣っただけで終了。

 

するとまた10分後に大きな群れが!!ウキに触りながら目の前を横切っていきます。群れ通過中はいつウキが沈んでもおかしくないので、固唾を飲んで見守ります。完全にパチンコ海物語だわ。確変リーチのアレですわ。

 

 

そして3回目か4回目のリーチ中にヒット!こちらは防波堤でタモを使う必要がありますが……自分のタモが小さすぎてサケが入りきらない!

 

そこにスッと直径1mの業務用?のタモが。島のおじさんが助けてくれました。
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65cmのメス。小ぶりですが、粘って釣った価値ある一本です。

 

ここからまた急に食わなくなります。島のおじさんたちによると、やはり昨日の釣れ方が異常だったようで、普段はこんなもんらしいです。サケの価値が戻って安心しました。

 

とりあえず一本は釣りましたが、これじゃお土産には少ないな………

 

キャンプ場のチェックアウトが10時なので、一旦諦めて香深井にあるキャンプ場へ戻る道中。
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ガソリンスタンドでガソリンタンクゲットー!アマゾン価格よりはるかに高かったですが(あと177円/Lの離島価格)、背に腹は変えられません。購入!!!

 

 

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昨日は完売だったらぱんさんへ。
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チーズ入りのパンがめちゃくちゃ美味でした。まだ9時だったんですがそれでも人気パンは売り切れ。残念です。
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帰り道に利尻島を眺める。

テントをたたみ、10時半。12時のフェリーは捨て、なんとか13時までにもう一本釣って帰りたい!!

キャンプ場近くの香深井漁港へ。朝は釣れませんでしたが群れ入ってきてないかなー?

 

 

入ってきてませんねー。

早朝あれだけいたおっちゃんたちは皆さん引き上げ済みで、隅の方でひとりのおっちゃんがいるばかり。しかも釣れてない。

 

良いポイントに入り、釣り糸を垂らすも同じく無反応。

 

そこにひとりのおっちゃん登場。

 

「(サケ)居るか?」

 

「居ませんねー」

 

「ほうか、どれ」

 

ヒュ-ン

ポチャ

 

ビンッッッ

 

ジ-ジ-ジ-バシャアン

 

マジか即釣りやがった!!!

 

鮭神か?もしかしてだけど……

 

 

その後も鮭神様はすぐとなりで私と釣れないおっちゃんが指を咥えて見てる中、5分おきに釣り上げていく。

 

鮭神様が5本目を釣り上げた時、我慢できずに勇気を振り絞ってコツを聞いてみた。

 

「エサでかすぎんでね?」

 

盲点。あれだけサケが大きいので、デカければデカいほどアピールできるやろとエサを大きめに付けていました。

試しにエサを半分のサイズにしたら、本当に頻繁にアタるようになった!鮭神様すごい!!!

もうこの辺で13時のフェリーも逃し、最終便で帰る覚悟(その場合札幌着は次の日の午前2時)を決め、釣りを続行。こうなりゃとことんやってやる!!

 

しかし……

 

ウキが沈んだ!即アワセ!

 

スカッ

 

どうやら糸フケが出すぎてアワセられなかったようです…

 

また沈んだ!?

しっかり糸フケを巻き取って…フッキング!!!

 

プチン!

 

 

今度はアワセが強すぎて切れた!!!

逃したサケは口に鈎をつけたまま、港内を走り回ります。

 

「おい!あれ誰のウキだ!?ずっと走ってくぞ!」

 

そのころには再度増えてきていたおっちゃん達が騒ぐので、片手を上げアピール。That’s 俺のや。誰かカタキ討ってくれや。

 

アタれどもアタれども途中でバレます。

流石に鮭神様も

 

「それホントに鈎付いてるか?笑」

 

とのこと。ショックがすごい。

もしかして…?と針先を確認すると、丸くて刺さらなくなってる……

しかしもう仕掛けの予備はなく、諦めてなんとか釣り上げようと頑張りますが…?

 

釣れない。7回バラしました。仕掛けさえあれば7本釣れてたんだからね!!!準備不足のせいで!!!!俺が悪いけど!!!

 

 

そしてようやくガッチリフッキング。
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ようやく釣れた一尾。80弱のオス。ドラグをジージー言わせるエキサイティングな走りを見せてくれました。

 

このあたりで約束の時間に現れない私を心配に思い、キャンプ場の管理人さんが見に来てくれた。

「うちに鈎あるよ!」

最高。

ひょこっとキャンプ場に戻り、鈎をお借りして再び釣り場へ。




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「これお兄さんのじゃない?」

島のお父さんがさっき鮭にもってかれた仕掛けを回収してくれてた!手上げてアピールしといて良かった!これで戦える!

と思いきや鮭神様のお帰りと同じタイミングでアタリがぱったりと止まってしまい…またもや苦戦を強いられる。

 

鮭神様ほんとに神様なんじゃないか?

 

 


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粘って粘って釣れた一本。しかし、気付いたら最終フェリーも間に合わない時間に。

 

キャンプ場管理人さんに延泊する旨を告げると、手を叩いて喜んでくれました。ちょっとキュンとした。

 

 

明日また鮭釣りできるので、まだ早いですが釣りをやめて温泉へ。ふと現金が少なくなっていることに気がついたので、ゆうちょへ。
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こんなゆうちょあんのかよ〜ホントにお金下ろせるのか?とドアの前に立つもうんともすんとも言わない。

 

土曜日…12:30まで

 

あっ。

さらに下に目をやると

 

 

日曜日…休

 

絶望が駆け巡った。離島でクレカは使えない。残り451円でどう暮らしていけばええんや…そもそもエサ買えんし…。

 

と思ったらカード入れに3000円挟まってました。めちゃくちゃ嬉しい。こういう嬉しさを生むためだけに家帰ったら小説に1000円挟んで隠したりしようかな。


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昨日と同じうすゆきの湯へ。あと地震の影響で釣り餌(カツオ)売り切れてました。明日が不安。釣れるかな。

 

それから露天風呂!

昨日は暮れた後に入浴したので気がつきませんでしたが、露天風呂はちょうど利尻を望めるつくりになってます!うすゆきの湯の評価が爆上がりしました。



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そしてテントに戻り、虫と格闘しながらブログを書いています。

明日は釣れるといいな。あと帰れるといいな。

9/7 長編 礼文島⑤ 礼文にサケはいたのか

昨日の分のまとめです。二本連続でアップするよー

 

6時起床。キャンプに慣れたのか、だんだん夜中に起きる回数が減ってきました。

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9:20発のフェリーで利尻を去ることにしたのでかなりゆっくりできます。
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とりあえずコーヒー飲んで、
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いくら丼。昨日の山盛りは途中で飽きたので適正な量を心がける。

余ったいくらはソロキャンプのお兄さんにあげました。めちゃくちゃ喜ばれました。
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食べ終えた後にカップ麺持ってきてくれた。

「あんなに美味しいいくらは初めて食べた」

うん、わかります……取れたてってあんなに美味いんですね…

 

 

テントを片付けているとまた先ほどのお兄さん

 

「あれほんとに釣れるんですか?どうやって釣るんです?」

仕掛けやポイントを詳細に伝え健闘を祈りました。こうしてまたサケフリークが生まれてしまった。


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9時には無事にフェリーターミナルへ。
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出航。さよなら利尻…利尻富士は最後までいただきを見せてはくれませんでした。

 

利尻島編 完結。

 

 

 

 


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そしてまた謎の陸地が
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やけに低いここは…
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ズズズ…
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ズズズズズ…
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歓迎!◯◯島…?
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デデデッ!
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礼文島だーーー!!!!!!!!!!

さよなら利尻!こんにちは礼文!!!

原付込み2200円くらいで渡れました。安っ。


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香深(かふか)港へ入港。綺麗な名前です。f:id:banathe:20180907201237j:image

島のメインストリート。

右側はなんとパチスロ店ドリーム。

入り口が手動開き戸のパチ屋初めて見た。
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そしてキャンパーの生命線セイコーマート。あいかわらず6〜23時のありがたい営業時間。

 

 

 

そしてそのまま5キロほど北上し、鮭釣りポイント、香深井(かふかい)漁港へ。

 

そこで私は見てはいけないものを見てしまった。


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おじさんの陰に無残に積まれたサケの山。

サケ…サケってもっと価値あるものでは……?ゴミのように放置されてるんですけど…?礼文島じゃこんなに釣れるものなのか…?


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ザッ。ショックを受けましたがそれはそれとして俺も釣る。
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「ガハハ!鮭のサンタクロースだべな!!」(※マジで言ってた)

おじさんは入れ替わりで帰っていきます。20本釣り上げたそうな。

 

しかし釣れない。周りの島の人たちはポンポン釣り上げるんですが、端にいる私は全く釣れない。

まあ釣ってもクール便で送らないし食べきれないし……と心の中で言い訳をします。今日釣ってもしょうがないしさ…やっぱ帰る直前に釣らないとさ…

そういえばエサ三日目だしな…腐ってるのかも?

 

サッと切り上げて昼飯。13時。

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礼文島北端にある海鮮あといでウニ丼を食べたかったんですが、着いた途端シャッター閉められちゃいました。13時過ぎには閉まるんですね…はるばる来たのに残念。
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宗谷岬より北っぽい。
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じゃあ、ツーリングまっぷるに載ってた島唯一のパン屋、らぱんさんへ。
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本日完売。
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キャンプ場に下見に来ました。日本最北の湖、久種湖の湖畔にあるキャンプ場。しかし風が強く、防げそうな高低差がないためチェックインはしない。これがナイスな判断でした。
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北端にある街、船泊(ふなどまり)のメインストリート。お腹を空かせてフラフラ歩きます。
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唯一?の食堂、双葉食堂へ。
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みそラーメン(800円)。礼文島らしさは無いですが普通に美味しいラーメンでした。
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メインストリートにはこういう個人商店や、
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おそらく島唯一のオタク・ショップ。
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漁協の生協?的なマリンストア。
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鮭箱をフライング購入し、
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原付にセット。これで明日の朝、帰る直前に釣って札幌まで持って帰ろう。あんだけ釣れてるし絶対釣れるやろ…。
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帰り道、隣の利尻島が青みがかって見えます。
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緑ヶ丘公園キャンプ場。こちらは湖畔キャンプ場だった久種湖畔キャンプ場と違い、林間キャンプ場のためある程度風をしのげます。
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入場料は600円。台車で荷物を運びます。
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ウッドデッキもあったけど張り方がわからず、
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隣に設営。雨の予報なので木の下にセッティング。このキャンプ場、炊事場に充電用のコンセントや、飛行機客が置いていったガス缶などや調理器具が使い放題、コインランドリー24時間開放など、最高が詰まったキャンプ場でした。

ただ虫が多い。常に顔に纏わりついてくる感じでした。

 

管理人さんに挨拶&お話。

管理人さんもこの秋鮭釣りを始めてみたいそうで、準備した釣竿などを見せてもらいました。

ダメ元で「冷凍庫とか貸してもらえません?」とお聞きすると、「いいよ」との好返事!!!!最高!!!

しかも業務用でめちゃくちゃでかい!!!最高!!!

 

ここで鮭釣りへのモチベーションが爆発します。釣れすぎた分は管理人さんが食べたいそうなので、好きなだけ釣れる!!!!!

 

ついでに稚内のガソリンスタンドが止まってる知らせを受ける。明日帰るつもりなんですけど…原付の航続距離は150kmで、札幌までは300km!!!危ないところでした。ということでサケを釣る以外にガソリン携行缶を手に入れるミッションが発生。ゲームっぽくなってきたぜ!!!

 


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スタート地点の香深にある中村商店でエサを買い……
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改めて香深井漁港!ちなみに中村商店にはガソリンタンクがなく、向かいのなんとか商店にもありませんでした。みんな◯◯商店だからどこに何があるのかとんとわからん。そもそもこの小さな島に売り物のガソリンタンクはあるのか……!?ひとまず明日に回して釣り再開。
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日暮れ。雨予報なので少し暗いです。相変わらず地元の方がポンポン釣る横で竿を出しますが…………

やはりアタリなし。エサも新しいのに!?
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ここでやっと気づき。島で手に入れた仕掛けは誘導仕掛け(ウキが糸を伝って上下するようになっており、ウキ止めの位置でエサを漂わせるタナを決める仕掛け)だったのですが、ハリが軽すぎて着水しても沈まず、表層で止まってしまう!!!!

超初歩的なトラップです。サカナのいるところにエサを届けなければ釣れません。

あわてて仕掛けをアレンジし、ウキ下固定にして再投入しますが、その頃にはもうサケは釣れず………

日没まで粘るもとうとう雨が降り出し、あえなく敗退。ボウズです。

 

 

 

土砂降りのなか再び香深へ。どうしてもウニ丼を食べたくて、ターミナル目の前にある、海鮮どころかふかへ。
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ウニ丼4300円…。

…………諦めよう!!!

全然お手頃価格ではありませんでした。後日談ですがこの時地震の影響でウニ漁が停止していたため、このウニは礼文のウニではないかもしれないとのこと。食べなくてよかった〜〜〜

それといくら丼2000円もするんですね……釣ればいいのに………

 

そして雨に濡れた体をあたために、うすゆきの湯へ。
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入湯料は600円ですが、20回券(450円)を利用。キャンプ場管理人さんが譲ってくださいました。最高。
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すかさず節約した150円を使っていく。あんまり美味しくありませんでした。

 

風呂自体はかなり綺麗でしたが、なんというかスーパー銭湯のような感じで温泉感なし。露天風呂も足元の芝生が見えるだけで…?

 

温泉を出ると奇跡的に雨が止んでいました。4キロほど原付を走らせ、テントで就寝。

 

次の日は早朝にサケ二本釣って8時のフェリーで帰る予定ですが……さてどうなるか。今(8日)なぜかテント泊してるんですよね。

9/6 長編 利尻島④ 鮭と温泉と優しさと

利尻島三日目です。今日も今日で長くなると思います。

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目覚めたのは島の南端、沼浦キャンプ場。早朝3時過ぎに胆振で大きな地震があり、札幌は停電だ液状化だとてんやわんやだったそうですが、もとより原始的な生活をしていたので普通に風の音で目覚めました。

 

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朝食の準備。ご飯を炊いて…

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たまごを焼くと見せかけて……食べるラー油投入!炊きたてご飯投入!
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手持ちの塩胡椒で味付けしフィニッシュ!!!

ふつうの味でした。ふつう。

 

 

キャンプ場から鬼脇漁港へは原付で5分かからない程度。もともと天気予報は昼過ぎまで雷雨でしたので、テントはそのままにわずかな晴れ間を狙って出撃。

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6時過ぎ。昨日とは打って変わって波すらない静かな水面です。釣り人も誰もいない。

 

どうせ釣れんやろなーと釣竿をセットアップしていると……

 

「バシャン!」

 

 

鮭の跳ねる音だ!

音を聞いただけで心臓がバクバク鳴り出します。

 

 

そしてポコン…ポコン…と前アタリがあり、息を止めて待っていると………

 

ヒュンッ

 

 

思いっきりフッキング!

めちゃくちゃにデカい、めちゃくちゃに走る!右に左に走り回り、竿が極限までしなり……

 

 

プツッ

 

 

 

 

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切られました。動揺しすぎて手ブレがひどい。

ドラグの調整が甘かったのか、一昨日釣りに釣ったガタがきていたのか……

 

 

もしかしたらこれでもう終わるかもしれないな…となかば諦めつつ、仕掛けを替え再投入。もうサケの跳ねやモジリは見られません。

 

 

ヒュンッ

 

嘘だろ!?再度フルパワーフッキング!!!

今度は慎重に慎重に、フリーにした左手でドラグ調整をしつつ、ジワジワと寄せて弱らせます。走ったら少し竿先を立ててやり、空気を吸わせて弱らせる。潜るなら少し左右に誘導してやる……

 

 

 

そして。
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67cmのメス!しかも銀毛です!!!

 

ここからフィーバータイムが始まります。

エサをつける手が震える。漁港には私の他に誰もいない。仕掛けを投げ入れる。いつのまにか波が出てきていて、ウキの揺れをアタリと見間違う。

ジワジワと日が照りはじめて、海面をキラキラと光らせる。ずっとウキを見つめていると、フッと視界からウキが消える、もちろん錯覚で、チラ、チラと視線をうつしながら、錯覚が起きないように、かつアタリを見逃さないように、ウキを観察する。

 

今思い出しても最高の時間です。

 

 

結局釣果は、たった1時間で銀毛のメス、しかも大型、を4尾!!!
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とんでもないことだ。

もうこれ以上釣ってもしかたがないので、余韻に浸りながら水面を眺めます。

 


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昨日も来ていた大きめの鳥が、隙あらばとサケに寄ってくる。完全に自分と目が合っているのに、それでもめげずにやってきます。

つつく直前に振り向いて「食べて良いの?」と言わんばかりの目を向けてきますが、負けじと変顔で追い返します。



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サケ袋で包んだところ。市場だとどれくらいの価値になるのでしょうか。イクラがたっぷり詰まった銀毛のメスです。
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カゴからはみ出す大きさ。
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サケはそれぞれ東京都台東区のTさんと札幌市北区のMさんに届ける約束をしていたので、急いで島の反対側にあるヤマト運輸へ。

 

 

 

ヤマト運輸、明朝の地震でクール便死んでました。。。

鮭を両手に持って受付で立ち尽くす私。

 

「お兄さんサケいりませんか?」

 

「いやいいです笑」

 

 

絶望です。

こんなに美味しそうなサケを無駄にするのか…?

閃きとともにバイクを走らせ、来た道を戻ります。

 

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旅館雪国。初日の宿のおっちゃんに事情を説明。サケ3尾贈呈。喜んでもらえました。今頃お客さんに振舞われているんだろうか。

 

 

一尾だけ残したサケをカゴに積んで、キャンプ場へと向かいます。

受付にお兄さんにイチから説明し、サケ捌く許可ゲット。

 

「ついでにコレ半身いりません?」

 

「いや〜、いいかな笑」

 

もらえよ!!

 


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流しに横たわるサケ。やっぱりめちゃくちゃデカイ。5キロはある。
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チラと見えるイクラがセクシー。
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とりあえず3枚におろし、
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半身をぶつ切りにして煮込む。
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持参した醤油で味付けし、サケ鍋の完成。

満腹で死ぬかと思うくらいサケを満喫しました。

 

続きましてイクラの下処理。

取り出した『腹子』を60度くらいのお湯にくぐらせ、膜からイクラをほぐします。
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だいぶほぐれてきたところ。

膜はすぐに千切れてしまうので、何度も水を取り替えては膜を取り、再度熱湯に晒して膜を熱で変質させて…まだ水に取り……

かなり大変な作業でした。イクラってこんなに手間がかかるんだ。

 

ちなみにアニサキスもいます。

何度も何度も手洗いをし、膜を取りつつひたすら目視。イクライクラの間にヤツは潜んでいます。


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そして水切り。

手洗いフェイズでは白く変色していたイクラですが、不思議なことに水を切ると鮮やかに色づきます。
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さらに塩を振ると……正真正銘イクラに変身!!!

 

このあたりで韓国のおばちゃん集団がキャンプ場にやってきたので、拙い英語でおすそ分け。

 

「サケ!!ア-…サーモン!!!」

「ファイア!!!マストファイア!!!OK?」

 

 

「OK.」

 

通じた!

 

 

このあたりで14時。3時間くらいサケと格闘していました。

 

もうサケを釣ってもしょうがないため、通常の観光スポットめぐり。

 

 

最初はペシ岬です。

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初日、旅館の窓からチラと見えていた岬の丘です。かなり小さく見えるので期待はしていなかったんですが………

 

 


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近づいてみるとめちゃくちゃ大きいんですよ。
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途中にある広場。なぜか会津藩士のお墓がある。
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広場から磯を望む。

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沓形方面。

 

そして、頂上へ。

頂上付近はかなりの急勾配で、しかも真後ろから台風のような暴風が吹きつけます。

「これが独立峰の風か…!」だのなんだの孤高の人ごっこを脳内で繰り広げながら、ほとんど這いつくばるようにして頂上を目指す。

 

9合目にさしかかると志なかばで力尽きたのであろう、ビビッドピンクのハードシェルをまとった白人男性が事切れていた。

彼は前のめりのジムと呼ばれている。4年前に斃れて以降、後続の登山家達の道しるべになっている。彼がここにいるということは、大丈夫、ルートは外れていない。黙祷でも捧げてやりたいが、突風に不意を突かれて俺も道しるべに、なんて笑い話にもならない。山は個人プレーだ。恨みっこなし。ジムだってきっとそうだったろう。いや、ウォルトンだったか?頭がくらくらする。ピッケルを握り直す。慎重に、慎重に、間違ってベルグラを叩いたら急転直下だ。道しるべにすらなれない。低体温症で意識も覚束なかったはずだ。気付くと俺は頂上に立っていた。
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稚内方面。こうしてるうちにも後ろからビュービュー吹き付けてきて体が浮きそうになります。マジでばあちゃん何人か飛ばされて死んでるんじゃないか?
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市街方面。かなりの高さがあります。小さく見えた丘でしたが、やっぱり登ってみないとわからないもんですね。

 

 

下山。そういえばいつも時計回りに島を回っては、一周する直前に引き返してたなあと、あえて今度は鴛泊から反時計回りに走ってみます。

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今日もラピュタ雲。

そういえばまだ利尻山の山頂を見たことがありません。いっつも雲のかんむり。
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噂には聞いていたミルピス商店。予想以上に民家です。自家製乳酸菌飲料とのことでしたが、怖気付いてUターン。

 

沓形の味楽。

利尻島ナンバーワンラーメンらしいですが、
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惜しくも定休日。

 

 

このあたりで16時。

そういえば夕陽見てねえなあと、そのまま島の西部にあたる沓形で夕暮れまで時間を潰します。
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利尻ふれあい温泉。大きなホテルにくっついてます。

 

大人550円。正直期待はしていませんでしたが、最高の温泉でした。源泉かけながしはそのままの温度で33.8度。かなりぬるく、炭酸水素が抜群に高数値の、濁り湯。

露天風呂は海に向けて開けていますが、若干柵が高くお湯に浸かったままでは景色が悪いです。お湯も前述の通りぬるいので、立ち上がると風邪を引きそう。

サウナで限界まであったまってから、仁王立ちで景色を堪能しました。

 

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風呂上がりのお水。島の湧水とのことでしたが、マジで味がわかるレベルに美味しい。甘い水、というのはこんな味だったのか、と。

明日汲みにいくのもありだなあ。



そして念願の夕陽。絶対キレイだと思ってました。
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再びキャンプ場へ。
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今日は鴛泊付近の利尻島ファミリーキャンプ場ゆーに、というところ。1泊500円。キャンプ場でお金を払ったのは初めてだったのですが、やっぱり違いますね。まず電気が通ってる。素晴らしい。

 

昼間鮭を贈呈した韓国人のおばちゃん達が手を振って迎えてくれます。

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ご飯が炊き上がると、おばちゃん達が焼いた鮭と、酒を持ってきてくれました。ダジャレかな?サケはもう食べ飽きてたのでうわっと思っちゃったんですが、おばちゃん達の腕がいいのかふわっふわで、サケ鍋とはまた違って非常に美味でした。

 

 

そしてお待ちかね。炊き上がった白米に…

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ドン!

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ドドン!!!!

コメなんか隠せ!隠してしまえ!!!!

バグったコインゲームばりの盛り方をしてしまいました。贅沢〜。



どちらも美味でした。

明日は何をしようかな?利尻山に登ってみようか、フェリーターミナルでウニ丼を食べるか。とりあえずらもらった酒をのむ。

9/5 長編 利尻島③対決!台風21号

こんばんは!今回はバタバタ唸るテントの中からお送りします!

 

利尻島二日目、初日にクリアしてしまった私はボーナスステージで何を釣り上げるのか!?

 

結論から言えばボウズです。なんも釣れん。

 

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ひどかった台風も旅館チェックアウト直前に過ぎ去り、ひとまず晴れ模様。
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嘘のように天気が良い。これはもしかして予想を覆す最高の結果が待っているのでは!?

 

 

 


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そんなことありませんでした。依然暴風。

 

 

フェリーターミナルのある鴛泊(おしどまり)の旅館を出て、まずは初日同様時計回りに島を巡ります。

本日のターゲットは、サケ。

昨日の衝撃が忘れられず、もう一度釣るまで帰りたくない……!!!

 

昨日のおっちゃんが話していた利尻島のサケポイント、雄忠志内(おっちゅうしない)漁港、旭浜漁港、鬼脇(おにわき)漁港を道なりに、釣れるまで見ていきます。

 

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わかりやすく図示しました。暇ですね〜!

 

と、早速一番目の雄忠志内でトラブル発生。

雨です(ひどかったんで写真無し)。

漁港内にはおっちゃんが5人ほど居ますが釣れてる気配無し。

雨に打たれ続けるのもしんどくなったので早々に諦め旭浜へ。

 

 

雄忠志内から旭浜へ向かう途中、突風に煽られ転倒しかけました。両脚をズリ足にして4点接地スタイルでライディングしていたので事なきを得ましたが………台風恐ろしいですね!

 

 

と、旭浜手前あたりであたりが急激に明るくなる。またもや晴れ間です。景色が綺麗だったので写真でも撮ろうと後ろを振り返ると……雨降ってる!!!!!

 

中心に山がある火山島だからでしょうか、風の流れや雲の動き、天候にかなりクセがあるようで、雨が降っていたのは雄忠志内周辺のみなのでした。

 

 

旭浜漁港は、なんと昨日子ガヤを釣ったあの漁港でした。こちらもおっちゃん4人が居ましたが釣れてる気配なし、波も高かったので竿も出さず鬼脇漁港へ向かいます。

 

 

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そして到着。昨日サケを釣り上げたポイントです。
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来た方角を振り返ると……
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利尻山があるあたりは真っ暗。雷の音も聞こえます。こちらはこんなに晴れなのに……

 


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昨日に比べるとかなり潮が満ちています。
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全体に濁りが入っていますが、湾奥だけあり波はなく……。もし自分がサケだったらあんな外海よりこちらのほうが過ごしやすく思うのですが…………

 

 

釣れませんでした。

いや、白状すると釣る気すらありませんでした。

だって誰も居ないんだもの。海面に背びれ見えないんだもの。
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こーんな風にゴロゴロしたり、
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あぐらかいたり、
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カップ麺食べたりしてました。

 

 

2枚目と3枚目は鬼脇漁港の次に訪れた新湊漁港です。

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場所は左上ですね、鬼脇漁港から実に25km、早くも島を一周してしまいました。

こちらは鬼脇漁港に見に来たおっちゃんの情報で、雄忠志内、旭浜、鬼脇以外でサケの早場所(早い時期に釣れるところ)として知られているとのこと。

サケいるなら行きますがな!!!

 

と、こちらの新湊漁港、またしても湾奥にひとりのおっちゃんと………その足元に………

 

 

サケ!!!!!!(写真無し)

しかも二匹!!!!(写真無し)

 

なんてこったサケはここに避難してたのかと近くにお邪魔して真面目に釣り開始。

するとまもなくおっちゃんのお友達達(おっちゃん達)がわらわらと集まって来ました。

総勢6名がおっちゃん近くの湾奥に陣取ります………が。

釣れるのは初めのおっちゃんのみ。

目を凝らせば水面下1メートルほどを時折サケの群れが回遊していきます。

が、昨日と違い食い気があるわけでもなし、跳ねるわけでもなし、ほかのおっちゃんと私の仕掛けはスルーしますが、なぜかおっちゃんAはそれを釣り上げます…名人か?

 

2時間ほど粘りますが一切あたらず、おっちゃんAが帰って間も無くして私も竿仕舞い。

 

改めて鬼脇漁港へ向かいます(25km)

 

 

途中に宿泊予定地があったので寄り道。

鬼脇漁港とオタトマリ沼の間にある、沼浦キャンプ場です。

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こちらは島内唯一の無料のキャンプ場で、トイレと炊事場が附属しています。
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人っ子ひとりいねぇ。
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まだまだ風が強いので、隅っこにテント設営。

炊事場にも隣のトイレにも電燈があったし、これなら夜も怖くない。

テントは張ったのであとは夕マヅメに賭けるのみ!!!

 


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そして再びの鬼脇漁港。

先程離れる際に入れ替わりで来たお兄さんがまだ竿を振っていましたが、足元にサケの姿は見えません。

というかこのお兄さん明らかに仕事中なんですが……昨日の作業員のおっちゃんもそうだけど自由か?

 

離島の時の流れ方を感じて最高です。

勘違いかもしれないけど。

あえなく撃沈。やはりサケは居ないようで……

 

 

ここで葛藤。もうサケは釣れないし諦めてもいいんじゃないか?確かにサケはもう釣れないけれど……ならアブラコはどうか!?

 

 

 

再度時計回りに島を走り、南浜漁港へ。

こちらは船道にワームを投げるだけで良型が釣れるとのことで、さすがにワクワク。
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雰囲気も良い。

先端まで直接原付でアクセス。船道めがけてワームを投げます…!

ガツン!!!!

 

 

根掛かり!!!

はいはいちょっと釣れたかと思ったじゃん……

根掛かりに強いジグヘッドに変え、再投入。

 

 

再投入。

 

再投入………。

釣れない…………。

 

 

嘘だろ?だって利尻だぜ?釣り人の楽園だぜ?

ポイントを変えジグを変えワームを変え誘いを変え、粘りますが、、、ダメ。
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わー、ラピュタ雲じゃん。

 

 

 

こうして利尻島二日目は終了。

温泉に浸かってテントへ戻りましょう。

 


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今日の温泉は鬼脇漁港近くにある、北のしーまさん。

車が3台しか止まっていなかったので男湯貸切を期待しますが先客がいました。

この温泉は鴛泊にある源泉から運び湯をしているそうで、若干塩素の匂いがします。プールだね。

 

サウナがとてもきれい、しかし何かのバグなのか温度計は110℃を示していました。

おばちゃんも優しく、良いお湯でした。

 

 

温泉も入ったし、あとはテントで寝るだけ!

このあたりは街灯もなくて怖いけど、キャンプ場には電燈があったし怖くない〜

 

と、キャンプ場につきますと。

 

 

 

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嘘やん。クッソ怖い。

電燈は電気通ってないみたいでした。クソ怖い。

 

風の音が…怖い………。

 

明日は早起きして鬼脇でサケを釣ります!!!!

おやすみなさい!